本日は大ベストセラー「夢をかなえるゾウ」の第3作品目となる、
「夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え」の感想をレビューしたいと思います
ブラックガネーシャって何!?と気になるタイトルですね
あらすじ交え書いていきます!
本記事はネタバレ無しでお届けします
書籍情報
著者:水野 敬也
出版社:文響社
仕事も恋もあきらめきれない女性社員の部屋に、ガネーシャが降臨。彼女の部屋に降臨したガネーシャは、筋肉隆々のブラック姿に変身! カーネルサンダースを白髪にし、ムンクを叫ばせるほどにスパイシーな教えとは? しかも今回はガネーシャのライバルまで登場して史上最大のピンチに! 自己改革エンタメ小説、第3弾!
出典元 文響社HP:https://bunkyosha.com/books/9784866512433
あらすじ
本作はシリーズ初の女性主人公
所謂キラキラした生活を夢見ているが現実は、彼氏無し、貯金無し、仕事は中途半端と理想と現実のギャップに苦しんでいる
そんな人生を変える為に占いに熱中しており、ある日占い師からガネーシャ像を貰う
ガネーシャ像を見た時に心の中で思った「気持ち悪っ」の言葉に怒ったガネーシャが出てくる
文句を言い終わったガネーシャは帰ろうとするが、どうしても人生を変えたい主人公はガネーシャの気を引く為に悪口を言いまくる
その時ガネーシャの身体が光ったかと思うと、そこには黒い身体で筋肉隆々のブラックガネーシャがいた
「自分、言うたらあかんこと、言うてもうたようやな」
そう言って主人公と無理やり契約を結ぶ
契約はガネーシャの言うことを聞かなかった場合、将来の希望を根こそぎ奪うという物だった
ガネーシャの「ブラックな」課題が始まる・・
感想:期待以上に面白かった!
女性が主人公である点と、文庫本版の帯がこれ↑だったので、てっきり「仕事も恋も頑張る女性」を目指すストーリーかと思ってましたが、かなり「仕事」にフォーカスした教えで良かったです
しかもブラックガネーシャですから課題も「ブラック」で、実践するには痛みが伴う物が多いです
この点が過去作との差別化できており良かったと思います
課題は「ちょっと恥ずかしい」「ちょっと嫌だ」と思う物が多いですが、実践していくと必ず成果がでるであろう物ばかりです
中でも「空いた時間をすべて使う」は正論過ぎてぐうの音も出ません・・
話の内容も良く、ブラックな課題を頑張り成長していく主人公を応援したくなります
ガネーシャも黒くなったとは言え基本的には平常運転でいつものノリなので楽しんで読めました
(相変わらずガネーシャはちょっと暴走気味でしたがw)
ラストは不覚にもホロリと泣いてしまいました
読み終わって「良い小説だったなぁ・・」とじんわりしました
(自己啓発本だよ!)
まとめ
シリーズ物は蛇足かな?と思いつつ、課題・話共に面白いのでついつい読んじゃいますね
さらなる続編「夢をかなえるゾウ4」も発売中なので、また読みましたらレビューしたいと思います!
本記事で興味を持って頂けましたら幸いです!