受賞する事で一気に売れるきっかけになる事も多い「このマンガがすごい!」
2022年度 オンナ編で見事に1位を獲得した「海が走るエンドロール」をご紹介します!
作品紹介
書籍情報
作者 | たらちねジョン |
掲載誌 | ミステリーボニータ |
巻数 | 既刊2巻(2022年2月現在) |
作者の「たらちねジョン」先生は存じ上げなかったのですが、繊細で素敵なマンガを描かれる作家さんで大好きになりました
ミステリーボニータという女性向け雑誌にて連載されているようですが、男の私が読んでもメチャクチャ面白かったです!
コミックの既刊は何巻?最新刊の発売は?
2023年12月時点で5巻まで発売されています
続きが気になるので次巻が今から楽しみで仕方がないですね!
あらすじ
65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
出典:amazon商品ページ
本作はなんと65歳の女性が主人公と、なかなか興味深い作品となっています
そんな主人公が美大生であるカイと出会った事で映画制作の道へ進んでいくという、喰い付かない訳が無い導入で見事に好きになりました
ちなみに私が本作を知ったのは、本作の1話がTwitterで偶然流れてきたからでした
本作の魅力
今日が一番若い日
凄くチープな感想で恥ずかしいのですが、本作を読んで「何歳からでも挑戦は出来る!」と背中を押してくれるような作品だと思います
私もおじさんながらにブログに挑戦している身でもありますので、モチベーションがグッと上がります!
1話と5話の締め方が絶妙
コミック1巻には1話から5話まで収録されているのですが、この2つの締めくくり方が絶妙なんですよ!
1話では主人公自身も気がついていなかった自身の好きなこと
それをカイ君が言葉にしてくれた事で、主人公の新たな物語が始まるシーンです
ラスト付近のシーンですが、私はこのシーンがとても好きです
これで「そう来るかー!」とやられ、直後にコミックを購入してましたw
5話の終わり方も良いんですよ!
あまり内容を書くのは良くないと思いますので控えますが、今風に言うと「エモい」でしょうか(使い所は良く分かっていないw)
こんな終わり方なら2巻も買うしか無いだろ!となる上手い締め方だと思います
1話の無料公開版を読んで食いついた読者は、5話を読んで2巻を買うことを決意する
本当にマーケティングが上手いですw
各話表紙の映画パロディ風イラストも密かな楽しみ
各話が始まる冒頭イラストが映画のパロディになっており、それも密かな楽しみとなっています
私も映画は詳しくないので元ネタが分からない物もありますが、こういった遊び心は大好きです!
まとめ
この話が今後どういった方向へ進んでいくのか、これからの展開が非常に楽しみな作品ですね!
個人的には本作とコラボした、様々なアーティストの映像作品をYoutubeに公開してくれると嬉しいなぁ・・なんて思います
本記事で少しでも作品へ興味を持って頂ければ幸いです!