皆様アメコミ読んでますか!?
値段高い、シリーズ多い、難解、登場人物多すぎ、などなどアメコミを読もうと思っても立ちはだかるハードルは確かにあります・・
ですが、ハマると日本のマンガとは違った面白さがあるアメコミを皆にも是非読んで欲しいと思い、今回は個人的に気に入っているアメコミ作品を10作ランキング形式でご紹介します
ランキングの前提
当ランキングは以下の前提でお作りしております
チェックポイント
・アメコミ初心者が作ってます
・最新刊はあまり追えていないので、少し古い書籍かも
・シリーズ物は1作品としてカウント
以上を踏まえランキングいってみましょう!
第10位:ホークアイ VS. デッドプール
ハロウィンの夜のブルックリン……ウルトロンに扮したホークアイとゴーストバスターズになったデッドプールが、ヒーローの仮装をしたヴィランと戦い、SHIELDがらみの殺人事件の謎に挑む!? “もう一人のホークアイ”ことケイト・ビショップとブラックキャットも登場!
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完全にデッドプール目的で購入したのですが、予想外にホークアイが良かった!
一見合わなそうな2人ですが、デッドプールの遠慮ない性格が良い感じでホークアイとのコンビネーションを発揮してくれます
ラストの切ない終わり方が大好きです
第9位:ムーンナイト
キャプテン・アメリカ、ウルヴァリン、スパイダーマン……彼ら3人のアベンジャーズは、味方につけるには最高のパワフルなヒーローたちだ。ただ問題は、彼らはムーンナイトの頭のなかにだけ存在するということ。つまり、彼らはムーンナイトことマーク・スペクターの統合失調症が見せる幻覚だったのだ……! 心のバランスを崩した傭兵マーク・スペクターは、エジプトの寺院の前に死にかけたまま放置され、古代神コンシューの力により神の化身となって蘇った(と信じている)。なんとか心のバランスを取り戻そうとしていたスペクターの前に現れたのは、とある犯罪組織のボス。彼は一時的に機能停止に陥ったウルトロンのロボット・ボディを売買しようとしていた。はたしてムーンナイトは正気を取り戻し、この危険な行為を阻止できるのか!?
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ムーンナイトは特別なパワーも持っていないC級ヒーローですが、その独特な設定に目を惹かれます
読み始めると有名ヒーロー達とチームを組んでいるので「あれ?この人って凄いヒーローなのか?」と思うのですが、これは全てムーンナイトが見ている幻覚・・
幻覚と現実の間で目的を遂行する狂気に引き込まれます!
第8位:バットマン・メタル:ライジング
マルチバースとして知られる52の並行世界の底にくすぶる、負の世界ダーク・マルチバース。そこには上の世界の恐怖によって形作られた、無数の倒錯した現実が渦を巻いている。しかし崩壊を待つばかりの腐敗した悪夢の領域において、各世界のバットマンはなんとか生き残ろうとあがいていた。 それぞれの現実でヒーローたちを全滅させた忌まわしきダークナイツが、闇の神の手引きで我々の世界のジャスティス・リーグに魔の手を伸ばす。ブルース・ウェインの潜在的な恐怖を反映させた彼らは、こちら側のヒーローを封じるために選ばれていた。 スピードスターとなったバットマン、軍神バットマン、ドゥームズデイ化したバットマン、パワーリングを身につけたバットマン、ジョーカーに毒されたバットマン……最悪のバットマンたちがここに集結!
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本作は「バットマン:メタル」シリーズの一つとなります
バットマンメタルはざっくり言うと平行世界で闇落ちしたバットマン達と戦う話なのですが、前提知識が必要な所も多くとっつきにくい感もあります
しかしこの闇堕ちバットマン達が非常に魅力的で人気の高い作品となっております!
本作はそんな闇堕ちバットマン達のオリジン(誕生秘話)をまとめた物となります
みんな大好き「バットマン フー・ラフズ」のオリジンを見ることができますよ!
あのブルースが様々な絶望を経て辿り着くもう1人のバットマン
一歩間違えればバットマンには悪になる可能性があったと思うとワクワクする作品ですよね
是非ライジングを読んでメタルに興味が湧いたら他2作も読んでみて下さい!
第7位:レッドマン
彼の名はレッドマン、怪獣ハンターである…。 荒れ果てているがどこか馴染みあるその世界に、「怪獣」と呼ばれる獰猛な獣が無数に生息する。そこに姿を現わしたレッドマンが果てなきレッドファイトを繰り返す。しかし怪獣を仕留めることだけを求め、戦闘を繰り返し、血に染まっていく「ヒーロー」の姿は、むしろ怪獣へと近づいていくのだった。折しも不吉な影がその動向を密かに観察し、記録していたのだ…。
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レッドマンは円谷プロの特撮作品に登場した、ウルトラマンなどに近い系列のヒーローです
しかし5分番組という尺の都合上、いきなり登場して怪獣に襲いかかる姿や、残虐性を感じさせる倒し方でヒーローながらネット界隈では「赤い通り魔」の異名を持っています
海外にも同じような印象を持ったアーティストがいたらしく、その怪獣に対する無慈悲さや残虐性にフューチャーした作品として本作は発売されました
単純な悪ノリ作品という訳では無く、サイコホラー的な要素も持つ本作はアメコミに興味が無くとも特撮作品好きであれば是非オススメしたい1作です!
第6位:トランスフォーマー:オール・ヘイル・メガトロン
ロボット生命体“トランスフォーマー”たちは長年にわたって正義の戦士“サイバトロン”と悪の軍団“デストロン”に分かれて熾烈な戦いを繰り広げていた。 だが、ある日ついに決着がつく。勝ったのは……悪だった。 地球で破壊の限りを尽くす、破壊大帝メガトロン。惑星セイバートロンで壊滅的な打撃を受けたサイバトロンと総司令官コンボイは再び立ち上がることはできるのか?そして人類の運命は……!? トランスフォーマー伝説の新たな始まりを告げ、かねてより日本版発売の要望が高かった名作。全エピソードを1冊に収録した完全版で登場!!
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一時期トランスフォーマーにハマった時期があり、何かアメコミ無いかなーと思って探していた時に見つけたのが本作でした
映画では無く、アニメ放送されていたトランスフォーマー(所謂G1)をベースとした本作は、衝撃的かつシリアスな展開でメチャクチャ面白いです
デストロンの兵士達が街中で暴れまくるシーンは迫力満点で大好きです!
第5位:スパイダーマン:ワン・モーメント・イン・タイム
ピーターとMJの辿った運命とは……? その疑問がついに本書で明らかとなる!!
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アメコミは長い歴史を持っていますが、そのせいで新規読者の獲得が難しい状況を生んでいます
その対策として設定をリセットし新たな物語を始める事があります
人気ヒーロースであるスパイダーマンも同様です
スパイダーマンは「シビルウォー」にて素顔を世間に明かし戦いました
しかしそれによって引き起こされる悲劇とピーターが望んだ選択・・
これが「スパイダーマン:ワン・モア・デイ」にて描かれます
そしてその結果新たに始まった物語が「スパイダーマン:ブランニュー・デイ」です
しかしその歴史改変の真実とは何だったのか?
ここに着目し展開されるのが本作「ワン・モーメント・イン・タイム」です
一部ファンの間では蛇足とも言われる本作ですが、私はピーターとMJ2人の目線で描かれる非常に切なく悲しい物語で大好きな作品です
スパイダーマンが大好きな方は是非読んでみてくださいませ!
第4位:ハーレイ・クイン:ホット・イン・ザ・シティ
ジョーカーのサイドキックにして恋人。スーパーヴィランによって結成された特攻チーム・スーサイドスクワッドの中核メンバー。90年代に登場したDCコミックスのキャラクターのなかでもとくに人気を集めるハーレイ・クインの単独コミックがついに邦訳化! 強盗、脱獄囚、警察官、どんな奴でもメロメロにしてぶっ飛ばす、キュートでセクシーでめちゃめちゃ危険なヒロインが日本のコミック界に殴り込み!!
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バットマンに登場するヴィランで最近は映画でも大人気の「ハーレイ・クイン」
そんな彼女を主人公にした本作はキュートさと残虐さを兼ね備えたクレイジーな展開で非常に楽しく読む事ができるアメコミだと思います
内容的にも悪事を働くヴィランというよりは、頑張る女の子的な話で非常に楽しいです
(勿論やる事なす事ハチャメチャですがw)
映画で彼女に興味を持った方は是非本作を読んでみては如何でしょうか?
第3位:X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M
このままでは、宇宙の成り立ちそのものが危うくなる。現実改変能力を暴走させたスカーレット・ウィッチの処遇を決すべく、アベンジャーズとX-MENは会合を開いた。かつての戦友の運命を巡って議論が紛糾する中、……白い光が世界を包み、次の瞬間、世界は生まれ変わった。
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ハウス・オブ・M、Mの治世。それは一切が異なる世界。人類は磁界王マグニートーとその一族に支配され、ミュータントばかりが繁栄を謳歌していた。ミュータントの支配に抗うのは、ほんの一握りのレジスタンスだけ。そんな中、唯一、過去のあるべき世界の記憶を取り戻したウルヴァリンは、マグニートーの治世を突き崩すべく行動を開始する。全てのマーベルファンに贈るクロスオーバー超大作、ここに登場!
アメコミのヒーロー達は様々な葛藤や絶望、暗い過去を持っています
そんなヒーロー達が何やかんやあって世界が改変され、自分の理想だった生活を手に入れるのが本作の舞台となります
しかし過去の記憶を失わなかったウルヴァリンは嘘の世界を見抜き、理想の世界に囚われているヒーロー達を目覚めさせていきます
もうね・・このシーンが悲しいんですよね・・
前後関係などはあまり気にせずに「こんな事件もあったのね」ぐらいの感じで読んでみてください!きっとお気に入りの作品になると思いますよ!
そんな切ない話を第3位に入れさせて頂きました
第2位:デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス
激しく燃えた謎の火の玉がサベッジランドの密林に墜落した。その残骸のなかから出てきたものは……な、なんと我らが愛すべきデッドプールだった!
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本作は私が初めて購入したアメコミで非常に思い入れがある作品です
デッドプールというメチャクチャなヒーローがいるという噂を聞いて、興味本位で購入したのですが、この作品のおかげてアメコミに魅了されたと思います
デッドプールは映画公開前だったのでネットの前情報程度しか持っておりませんでしたが、本作は噂に違わぬ内容で、初アメコミの私でも全然楽しむ事ができました
本作はアメコミらしさが詰まった作品なので「初めてのアメコミ」にぴったりな1冊だと思います!
ちなみに初めてのアメコミを読んだ時は、フルカラーでボリュームもあって、解説書まで付いて来るアメコミってスゲーと思いましたねw
第1位:ウォッチメン
Who watches the watchmen?(誰が見張りを見張るのか?)
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SF文学の最高峰ヒューゴー賞をコミックとして唯一受賞し、タイム誌の長編小説ベスト100にも選ばれた、グラフィック・ノベルの最高傑作!
アメリカン・コミックスがたどり着いた頂点がここにある
すいません、どうしてもコレが1位になってしまいます・・もう名作中の名作、私が多くを語る必要が無い名作です
確かに絵は古い!話は暗い!時代背景も理解していた方が良い!でも面白い!!
本作は商品紹介文にもある通り「グラフィック・ノベル」つまり小説と言っても良いでしょう
私はこれを連休を使ってじっくり読みましたが、読了後はまさに小説を1冊読んだ後のような感覚でした
ちょっと買うにはハードル高いな・・という方は是非映画でも良いので観て下さい!
マンガとは若干展開が異なる点はありますが、このボリュームの作品を良く映像化したなと関心する出来ですよ(それでも3時間近くありますがw)
まとめ
ランキングの中に気になる作品はありましたでしょうか?
いざランキングを作ってみると自分の好みが見えて面白いですねー
本当はバットマンシリーズも好きなのですが、New52だけでも長いシリーズが展開されているので今回はあえて除外しました(とっても面白いですよ)
今回ご紹介した作品をきっかけにアメコミの世界へ飛び込んで頂けると嬉しいです!