数々の作品が映画化され、いずれも大ヒットしているマーベル作品の中で異色のヒーローがいる事をご存知でしょうか?
その名はデッドプール!
デップーの愛称で呼ばれる彼ですが、様々な特殊能力を持つマーベルキャラの中でもかなり異色の能力を持っています
そこで当記事ではデッドプールについて解説すると共に、彼が登場するアメコミ作品の中で私がオススメする作品をご紹介したいと思います!
デッドプールの能力について
基本能力や攻撃方法
元暗殺者なので各種銃火器や刀剣類まで何でも使いこなす事ができます
加えて身体能力も非常に高く、普通の兵士適度であれば簡単に倒す事ができます
また敵対する者は容赦なく命を奪います
そういった意味ではヒーローともヴィランとも言える立ち位置なんですよね
とは言え、化け物揃いのマーベルユニバースではこの程度の能力があってもC級ヒーロー止まりです
彼がある種のチートキャラと評価されるのは彼が持つ能力に秘密があります
能力①:ヒーリング・ファクター
X-MENに登場する超人気キャラであるウルヴァリンと同じヒーリング・ファクターを持っています(所謂、超回復能力ですね)
元は癌の治療のためにヒーリング・ファクターを移植したという経緯があります
ちなみに彼の肌がボロボロなのは、癌細胞がヒーリング・ファクターにより暴走した結果となります・・その超回復能力を持つが故に癌で死ぬ事は無くとも、癌細胞の侵食が治る事もない状態となっております
能力②:不死の呪い
実はデッドプールには相思相愛の関係にある「デス」というキャラクターがいます
彼女は生と死を司るマーベルユニバースの中でも最上位の存在です
デップーが死にかけ(幽体離脱)した際に二人は出会い恋に落ちました
しかし彼女を愛する者は他にもいました
それがマーベルきってのボスキャラ「サノス」です!
そうです!映画では指パッチンで人類の半分を消滅させた最強の敵です
(あのシーンは何度見ても地獄ですよね・・!)
彼は愛するデスとデッドプールがイチャイチャしてるのが許せないので、デッドプールに不死の呪いをかける事で、死んでデスと会うことが無いようにしたのでした・・
なんという嫉妬おじさん・・
ちなみに映画では非情に思慮深いキャラクターとして描かれており、人類の消滅についても彼なりの正義の為の行いでした
しかし原作では、死を司るデスへの求愛が目的でしたw
この辺りのストーリーは「インフィニティ・ガントレット」にて読む事ができるので、彼の求愛の結末に興味がある方は是非読んでみて下さいw
最近ではデッドプールと共演した作品なんかも翻訳されています
勿論この2人が共演するという事はデス絡みの事件ですよね!
知れば知るほど嫌いになれないおじさんだw
能力③:第四の壁を超える
一番有名なのはこの能力ではないでしょうか?
彼は自身が創作上のキャラクターである事を認識しており、シナリオライターへ文句を言ったり、ライバル会社であるDC作品の事を言ったり、読者に話かけたりとメチャクチャですw
ちなみに同じく第四の壁を超える事ができるキャラクターがもう一人いまして、それが「グウェンプール」です!
彼女は現実世界からマーベル・コミックの世界に転生した今流行の「異世界転生者」なんです!!
彼女はコミックの世界である事を理解しているので、ページをめくって攻撃を避けたりとかなりのチートキャラなんですよねw
しかもオタクでもある彼女はマーベルキャラクター達の能力を全て把握しているなど知識面でもかなりのアドバンテージを持っていたりします
ちなみにイラストが非常に可愛いですよね!
実はこちらのコミックのアーティストは日本人作家である「グリヒル」さんが描かれているからなんですね!なので日本人の我々にも馴染み易いイラストとなっています
ある意味、入門編として最適か!?いや異色過ぎて駄目か・・w
彼が登場するオススメ作品
デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス
「個人的おすすめアメコミTop10」にて2位にランクインした超名作作品です
私はこの作品でアメコミに出会い魅了されたので、デッドプールに興味が湧いた方はこの1冊から初めてみるのは如何でしょうか!?
本作の魅力については下記の記事で散々語っているので、是非そちらを読んで頂きたいですが、ざっくり本作の魅力を書くと以下が挙げられます
・1冊でまとまっており読みやすい
・圧倒的な画力による迫力あるイラスト
・デッドプールの魅力を十分に味わえる
そんな1冊である本書を是非手に取ってみて下さい!
デッドプール Vol.1:デッド・プレジデント デッドプール
こちらは連作となっており、全9巻が発売されております
読み易いかつシリーズとして続いておりますので、デッドプールの世界にどっぷり浸かりたいなら本作がオススメです!
新ストーリーとして始まるので初めての人も入りやすいですし、デッドプールの新たな恋人も登場したりとワクワクが止まらない作品となっていますよ!
ちなみにマーベルに登場する国家組織である「シールド」が話の主軸として登場しますので、当組織がどんな位置づけの組織なのかを軽く押さえておくと◎です!
ホークアイ VS. デッドプール
こちらの作品も「個人的おすすめアメコミTop10」にて10位にランクインした作品です
デッドプールとホークアイという一見合わなそうな二人が織りなすストーリーは非常に素晴らしい内容となっております
デッドプールらしさという点は他2作に劣りますが、彼の人間性が見えるいい作品だと私は思っています
スパイダーマン/デッドプール
デッドプールは実はスパイダーマンのファンなんですw
スパイダーマンからはウザがられているのですが、マイペースに絡んでいくそんな2人の掛け合いを見たいなら是非本作をオススメします
全9巻まで発売されており、1巻はこれまでの2人が絡んだ話が読めるオムニバスコミック的な位置づけとなっておりますので、本編を読みたいという方は2巻からどうぞ!
映画も是非観てほしい!
デッドプールに興味はあるけどアメコミはちょっと・・という人は是非映画をご覧になって下さい!
正直映画公開前は彼の魅力が描ききれるのかな・・と不安はありましたが、まったくの杞憂で素晴らしい作品となっております!
ブルーレイで1と2がセットになってこの価格!!
余裕で元が取れる内容ですので騙されたと思って是非観てみて下さい!
ツッコミが追いつかない小ネタが満載
内容はデッドプールらしいネタの満載で、特に笑ったのは主演俳優の中の人ネタでグリーンランタンをイジった所ですね
グリーンランタンはマーベルのライバル会社DCに登場する人気ヒーローで映画化もされたのですが、残念ながら評価は低く・・
この映画の主演が何を隠そう、デッドプールでも主演の「ライアン・レイノルズ」なんですよねw
Amazon プライムで無料で観ることができますので、ご興味ある方はご覧になっては如何でしょうか・・
デッドプール3の公開はいつ?
まだ噂の段階ですが、計画は進んでいるような匂わせ発言がニュースになっておりますので、公開される日は近いかもしれませんね!
1・2の成績を見る限り制作しない選択肢は無いですよねー!
まとめ
如何でしょうか?途中脱線してしまいましてが、デッドプールの魅力が少しでも伝わると幸いです!
やはり読んでみる事で伝わる魅力があると思いますので、興味が湧いた方は是非1冊試しに手に取ってみて頂きたいですね!